IR Information –IR情報– アクロディアのIR情報

株主・投資家の皆様へ

株主及びステークホルダーの皆様へ

1 株主様及び当社ステークホルダーの皆様におかれましては、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
 本日、平成29年10月16日、平成29年8月期の決算発表をいたしました。また、平成29年9月26日の当社臨時株主総会で議案のとおり決議させていただき、誠にありがとうございました。
 新体制の下、決算内容、臨時株主総会後の新経営陣による経営に関する基本方針につき、株主及びステークホルダーの皆様に情報公開するために、代表者メッセージとして掲載いたします。
 ご承知のとおり、当社は平成29年2月、弁護士田邊勝己氏を安定株主に迎えました。今後、同人の協力の下、株式会社制度の本質である新株発行などの手続きによる十分な資金調達を行い、これを有効活用し、当社の企業価値を向上させていく所存です。不採算部門は整理し、有力な旧来からの事業を拡大し、かつ、新規事業も積極的に取り入れ、必ずや近い将来当社を黒字化させたいと考えております。このため安定した事業収入を得る事業に積極的に取り組むほか、新規事業において事業規模を飛躍的に拡大させてまいります。当社は、これを第三創業期「ザ・サードステージ」と位置付けています。
 平成29年8月期の決算状況は、不採算部門を切り捨て、企業を再生させるために特別損失を計上するなど大幅な損金計上を致しました。これは、以下に述べる企業再生のために必要な膿出しと判断し、取り行ったものです。PLベースでの企業会計の公表は、前期までの繰り越し損失金の計上などのため、当社の企業会計の現状を把握するためには会計上の専門的知識が必要であり、不分明なところが存するため、今後はEBITDAベースで会計情報を開示してまいります。

2 以下、第三創業期「ザ・サードステージ」の方針を述べます。
 当社は、第三創業期「ザ・サードステージ」において、法が認める株式会社制度の重要な要素である市場からの資金調達をしっかりと行います。
 このため、平成29年1月30日発表IRのとおり、田邊勝己氏を引受人として3億2万1400円の第三者割当増資を行い、7億7010万1344円の新株予約権の発行を致しました。以後、当社に田邊勝己氏から臨時株主総会までに合計8億3987万3144円の入金があり、平成29年9月27日には、1億2204万2000円の入金があり、これまでに合計9億6191万5144円の入金を受けております。
 この入金を受け、大株主となった田邊勝己氏に当社再生のための事業協力として、同人が100パーセント株主であった株式会社渋谷肉横丁の事業を5億3200万円で取得いたしました。この渋谷肉横町社は、年間4800万円のキャッシュフローを安定して生んでおり、利回りとして9%を超える事業です。この事業をさらに発展させてまいります。
 田邊勝己氏は,これまで当社に合計9億6191万5144円を入金し,渋谷肉横丁事業取得費用及びその他事業取得費として合計5億7040万円の支払いを受けたことになりますが,差額3億9151万5144円は当社の純粋なキャッシュフローとして使用いたしております。
 当社は,平成29年2月以降,このいわゆる真水(まみず)である3億9151万5144円のキャッシュを利用して事業再生のための敢然としたリストラ大改革に着手いたしました。今後も全社一丸となるべく改革を実行し,不採算部門は完全に整理いたしました。このための損金計上を大幅に行ったため、平成29年8月期は大きな損失を計上しましたが、今後、黒字化するためのステップと考えております。
 現状での成果として、本年2月以降の改革により、一昨年度まではEBITDAベースで月額約3000万円の赤字を生んでおりましたが、平成29年8月期の下半期においては1300万円の黒字化に成功いたしました。
 今後もPLベースでは、繰り越し損失のほか、のれん代の償却や固定資産の償却計上などにより損失が計上されますが、事業再建の専門家からは、膿を出し切り成長路線に戻ったものと評価され、公租公課の負担を軽くするものとして事業再建上の好材料とされています。
 なお、大幅な増資は株式を希薄化させるとの懸念の声もありますが、何を希薄化させるかについて理論的理解が大切です。確かに、株式数は増えます。この意味で希薄という文言を使用することは正しいのですが、一株当たりの資産を希薄化させるという意味では正しくありません。
 増資した資金が会社に入り、株式交換した事業がグループに加わることで、これに見合う資産も増大するため、一株当たりの資産は希薄化いたしません。
 当社は、東証一部を目指し成長のためにさらに株式を発行し、株主価値向上に向けて努力を続けてまいります。

3 当社は、第三創業期「ザ・サードステージ」において、安定株主を得た長期的な成長戦略を鋭意進めます。
 このため、田邊勝己氏は現時点まで行使して保有した株式(保有率16.57%)を1株も売却していないところ、同人には、長期的な安定株主であることを要請し、同人からは、同人の税金の支払いなどのための必要な資金調達のための売却のほかは、今後も安定経営を行うため大株主として長期的に経営上の必要な安定株数を保有する意向の表明を当社は受けております。

4 当社は、第三創業期「ザ・サードステージ」において、コンプライアンスに基づいた企業統治を行います。
 このため、臨時株主総会において、取締役・監査役として、検察庁、裁判所、警察官、金融機関、マスコミ各界において長年にわたりご活躍され、豊富な実務経験をお持ちの方々に就任いただきました。これらの方々は、経営面においても一部上場企業などでの役員経験を有する方たちをはじめ、事業運営、組織運営に練達した方たちの、言わばドリームチームです。当社は、これらの方々の豊富な人脈を活かしたガバナンスのもと、現経営陣は経営に集中し、力強い業績拡大を目指してまいります。
 当然、これら新役員の方々は、企業コンプライアンスの面でも実績を有する方々です。当社の大株主への風評被害に関して、当社は平成29年6月30日付IRを同年7月12日付IRにて訂正いたしましたが、さらに新役員のご意見を踏まえ、今回改めて最終的に「当社の大株主が反社会的勢力ではないと総合的に判断しました。」との表現に訂正させていただきます。表現が二転三転したことについて、関係各位にご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。当社は大株主が反社勢力ではないことを何度も確認をしており、今回も再度最終確認をいたしました。当社は反社会的勢力と社会的に相当性を欠く関係を有することは過去も将来も決してございませんので、ご安心ください。新役員のご指導の下、健全で成長力のある経営を目指します。

5 まとめ
 当社は、創業者である代表の堤、副社長の國吉を中心として、両名の大学時代からの専門分野であるAI(人工知能)の分野での発展、IT技術分野と連動するIoT分野での積極的な業務拡大・新規事業の開拓により、長期的成長戦略の下、必ずや経営を安定化させ、株主の皆様のご期待に添うべく、決死の覚悟で取り組んでまいります。
 また、今後は当社の経営指標をEBITDAベースで公表し、企業価値を正確に皆様にお伝えする情報開示に努め、ともすると難しい会計的財務内容のIRを分かりやすくご説明してまいります。
 当社を発展させることにより、社会に貢献し、皆様のお役に立てる企業として社会的に認知されるように努力してまいります。
 株主様及びステークホルダーの皆様方の旧に倍してのご支援をお願い申し上げます。

平成29年10月16日
株式会社アクロディア
代表取締役社長 堤 純也